情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

第23回 図書館サポートフォーラム賞

 2022年10月11日(火)、第23回 図書館サポートフォーラム賞の受賞者が発表されました。

 受賞者3名のうち、小出いずみ氏は2015年まで実業史研究情報センター(現・情報資源センター)長として事業基盤を作られ、松崎裕子氏は2004年より情報資源センターの企業史料プロジェクト担当として、ビジネス・アーカイブズ関連事業に携わっておられます。
 情報資源センターは2017年に「第19回 図書館サポートフォーラム賞」を受賞しており、このゆかりある賞をセンターとかかわりの深いお二人が受賞されたことは誠に喜ばしく、心からのお祝いを申し上げる次第です。
 

『青淵』第883号(2022.10)

渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』第883号(2022.10)が刊行されました。
渋沢栄一および財団関連記事は以下の通りです。

  • 見つけよう、「渋沢栄一」。渋沢栄一デジタルアーカイブ [情報資源センター広告] …… 表紙裏
  • 【渋沢栄一のことば】 …… p.2
    • 新聞を読む栄一 飛鳥山邸 (大正15年5月26日)(『渋沢栄一伝記資料』別巻10より)[写真]
    • 『渋沢栄一訓言集』より
      ○ 議会なるものは、すべての階級、すなわち一般国民の代表者の集団であって、決してある一部の国民を代表したものの集合ではない。
       ある団体から推選せられたる代議士が、どこまでもその団体から束縛を受け、独自一己の意見を主張することができないとあっては、それは真に国民を代表した代議士ではなくして、ただその団体の代表者たるに過ぎないものである。
      ○ 今の当局者と政党のありさまを見れば、俗にいう『鼬ごっこ』たるをまぬがれない。
       現在の政治家は、その学問といい、知識といい、りっぱなもので、政見を尋ねれば、堂々たる意見を吐き、国事を談ずれば、人をして傾聴させる。しかれども一旦その局に当たらしむれば、すなわち種々の情実に支配せられ、偏頗の利害に左右せられて、平生の議論にそわぬ行為が多い。
       これその『鼬ごっこ』に終る所以である。
  • 国際交流の根本義 : 渋沢栄一の排日移民問題対応から考える / 堀内暢行 …… p.18-20
  • わがまちの渋沢栄一. 第16回 浦賀ドック ~神奈川県・横須賀市~ …… p.34-35
  • 雑誌・書籍に見る渋沢栄一 『沙港母国観光団 記念写真帳[紀念写真帖]』より「言忠信行篤敬」 …… p.43
  • 【渋沢財団 史料館だより】 No.468 渋沢史料館の「ポスター」あれこれ …… p.46-47
  • 【史料館の窓】 台風到来で思うこと …… p.48
  • 新規書籍 渋沢栄一とフィランソロピー 7 渋沢栄一はなぜ「宗教」を支援したのか : 「人」を見出し、共鳴を形にする [広告] …… 裏表紙

新紙幣の肖像(2019年4月9日発表)に関する報道などから(その179)

 2019年4月9日(火)、財務省は新しい日本銀行券(紙幣)及び五百円貨幣を発行すると発表しました。このうち紙幣は2024年度上期を目途に発行され、新一万円券の表には渋沢栄一の肖像が掲載されるとのことです。ここでは、渋沢栄一に関する主な記事をまとめました。

ゆかりの地

反響など

これまでのログ

その1その2その3その4その5その6その7その8その9その10その11その12その13その14その15その16その17その18その19その20その21その22その23その24その25その26その27その28その29その30その31その32その33その34その35その36その37その38その39その40その41その42その43その44その45その46その47その48その49その50その51その52その53その54その55その56その57その58その59その60その61その62その63その64その65その66その67その68その69その70その71その72その73その74その75その76その77その78その79その80その81その82その83その84その85その86その87その88その89その90その91その92その93その94その95その96その97その98その99その100その101その102その103その104その105その106その107その108その109その110その111その112その113その114その115その116その117その118その119その120その121その122その123その124その125その126その127その128その129その130その131その132その133その134その135その136その137その138その139その140その141その142その143その144その145その146その147その148その149その150その151その152その153その154その155その156その157その158その159その160その161その162その163その164その165その166その167その168その169その170その171その172その173その174その175その176その177その178
 

最近の #渋沢栄一 関連情報から(2022.10.12)

渋沢栄一記念財団

  • 清水町開町120年記念シンポジウム「渋沢栄一の生き方に学ぶ~ミライに繋ぐまちづくり~」 - 十勝清水町うっちゃんねる
    〔YouTube - 2022年10月5日〕
    https://www.youtube.com/watch?v=svPCAF5yNx0
  • 【渋沢栄一と近代化を支えた人たち ~伝七邸100年ヒストリー外伝 #10】渋沢栄一の「素顔」ー渋沢史料館顧問・井上潤氏 - 伝七ステーション
    〔YouTube - 2022年10月6日〕
    https://www.youtube.com/watch?v=Fddj8gdNczM
  • 第27回 情報知識学フォーラム「人文学テキストを通じた研究データ共有」
    〔情報知識学会 - 2022年10月〕
    http://www.jsik.jp/?forum2022

栄一関連会社・団体・事業

ゆかりの地

反響など

新紙幣の肖像(2019年4月9日発表)に関する報道などから(その178)

 2019年4月9日(火)、財務省は新しい日本銀行券(紙幣)及び五百円貨幣を発行すると発表しました。このうち紙幣は2024年度上期を目途に発行され、新一万円券の表には渋沢栄一の肖像が掲載されるとのことです。ここでは、渋沢栄一に関する主な記事をまとめました。

ゆかりの地

これまでのログ

その1その2その3その4その5その6その7その8その9その10その11その12その13その14その15その16その17その18その19その20その21その22その23その24その25その26その27その28その29その30その31その32その33その34その35その36その37その38その39その40その41その42その43その44その45その46その47その48その49その50その51その52その53その54その55その56その57その58その59その60その61その62その63その64その65その66その67その68その69その70その71その72その73その74その75その76その77その78その79その80その81その82その83その84その85その86その87その88その89その90その91その92その93その94その95その96その97その98その99その100その101その102その103その104その105その106その107その108その109その110その111その112その113その114その115その116その117その118その119その120その121その122その123その124その125その126その127その128その129その130その131その132その133その134その135その136その137その138その139その140その141その142その143その144その145その146その147その148その149その150その151その152その153その154その155その156その157その158その159その160その161その162その163その164その165その166その167その168その169その170その171その172その173その174その175その176その177
 

最近の #渋沢栄一 関連情報から(2022.10.05)

渋沢栄一記念財団

人物紹介

栄一関連会社・団体・事業

ゆかりの地

栄一関連文献

  • Amazonの聴く読書「Audible」と共に人生の旅路を駆け抜ける~元フェイスブックジャパン代表・現MOON-X CEO長谷川晋が語るオーディオブック活用術
    〔Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン) - 2022年9月30日〕
    https://forbesjapan.com/articles/detail/50633
  • 東京人2022年11月号 特集 「開通150年 鉄道をつくった人びと」 | 東京人
    〔都市出版株式会社 - 2022年10月〕
    https://www.toshishuppan.co.jp/tokyojin/detail/54

反響など

『百年の歩み』 【十八銀行, 1978】

会社名/沿革

  • 株式会社十八銀行 [Kabushiki Kaisha Juhachi Ginko]
    [The Eighteenth Bank, Limited]

 1877(明治10)年、第十八国立銀行として永見伝三郎(ながみ・でんざぶろう、1831-1899)、松田源五郎(まつだ・げんごろう、1840-1901)らにより創立、開業。1897(明治30)年、株式会社十八銀行と改称し、私立銀行として営業を継続。[2019(平成31)年、株式会社ふくおかフィナンシャルグループと経営統合。翌年、同グループ傘下の株式会社親和銀行と合併し株式会社十八親和銀行となる。]

社史メモ

 創立百周年の記念事業の一環として刊行された社史。本文は全八部構成で、創立前史として永見、松田らが興した永見松田商社(後の立誠会社)に触れ、以降第十八国立銀行創立から創立百周年記念式典が行われた1977(昭和52)年まで記述している。巻末には付編として役員写真、店舗一覧、年表等を付属。

栄一メモ

 渋沢栄一は第十八国立銀行創立の際、松田ら同行関係者に対し、開業手続きや銀行経営の心得について指導している。松田没後、その功績顕彰のため銅像建設が計画されると栄一は発起人の一人となり、建設費用の一部を寄付した。

  • 第二部 国立銀行時代
    • 第一章 第十八国立銀行の創立
      • 四、 頭取、支配人の決定と取締役などの誓詞
        • 頭取、支配人の決定(p31)
      • 六、 開業とその式典
        • 渋沢栄一の書簡(p40-41)
    • 第二章 明治一〇年代の経営
      • 三、業績とその特徴
        • 紙幣の発行(p64-65)
      • 五、 九州銀行同盟会
        • 当行、同盟会を発起(p88-89)
    • 第三章 明治二〇年代の経営
      • 五、 本店の類焼と築町に新築移転
        • 本店の類焼と新築移転(p112-114)
  • 第三部 株式会社十八銀行としての発足と発展
    • 第二章 業績の発展と店舗網の展開
      • 三、 松田源五郎の生涯と事績
        • 小野組長崎店名代松田源五郎(p172-174)

書誌事項など

百年の歩み / 十八銀行百年史編集委員会編
 長崎 : 十八銀行 : 1978.03
 585p, 図版3枚 ; 22cm
 注記: 印刷: 凸版印刷 ; 制作: 凸版印刷年史センター ; 折り込図2枚 ; 縦組み ; 箱入

百年の歩み

栄一関連情報

参考リンク