情報資源センター・ブログ

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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『呉羽紡績30年 : 1929-1959』 【呉羽紡績, 1960】

会社名

呉羽紡績株式会社

書誌事項

呉羽紡績30年 : 1929-1959 / 呉羽紡績株式会社社史編集委員会
 大阪 : 呉羽紡績, 1960.05
 518p(図版表共), 図版9枚 ; 29cm
 注記: 定稿執筆: 尾形繁之 ; 編集美術: 原弘 ; 写真: 棚橋紫水, 電通 ; 航空写真: 日東航空 ; グラフデザイン: 波多野富仁男 ; 校閲: 村田尊夫 ; 表紙布地・製織: 桑村織布 ; シルケット加工: 東洋染色工業 ; クロス加工: 日本クロス工業 ; 印刷製本: 凸版印刷 ; 非売品 ; カナはカタカナ表記 ; 横組み ; 表紙布地の糸は自社製品 ; 年表(1921〜59年): p[479]-505 ; 総目次: p507-519 ; 人名・社名索引: p510-515

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC / Webcat / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat 1,2,3,4 / Webcat Plus / Googleブック検索 1,2,3,4

社史紹介

近江商人伊藤忠兵衛(1842-1903)の次男2代目忠兵衛(1886-1973)は、英国留学後紡績経営を志し、自ら経営する伊藤忠商事の出資で1921年(大10)富山紡績の創立に関わる。1929年(昭4)富山県西呉羽村に工場を作り呉羽紡績(株)設立、1934年(昭9)富山紡績を合併する。1944年(昭19)国策で三興、大同貿易と合併し大建産業(株)となる。戦後解体され繊維部門は1950年(昭25)呉羽紡績(株)として再発足。
30年史は富山紡績の沿革を記した前史と、沿革・現況・回想・資料からなる。30年史のカタカナ表記はカナモジカイ会長を務めた伊藤忠兵衛の意向か。
[1966年(昭41)東洋紡績(株)と合併]

参考リンク

更新履歴

2008.06.11:書誌事項の注記に「校閲: 村田尊夫」を追加
2008.12.08:社史紹介に生没年、和暦を追加、参考リンクに「カナモジカイ」「渋沢栄一関連会社社名変遷図」を追加
2009.11.30:社史紹介中の年号の表記法を変更
2010.05.01:神奈川県立川崎図書館所蔵データへのリンクを修正
*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。