情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『明治製糖株式会社三十年史』 【明治製糖, 1936】

会社名

明治製糖株式会社

書誌事項

明治製糖株式会社三十年史 / 明治製糖株式会社東京事務所編纂
 東京 : 明治製糖東京事務所, 1936.04
 6, 140p, 図版25枚 ; 23cm
 注記: 創立三十周年記念 ; 奥付の編纂兼発行者: 明治製糖株式会社東京事務所内上野雄次郎 ; 印刷: 凸版印刷本所分工場 ; 折り込図1枚 ; 非売品 ; 縦組み ; 背文字と表紙の絵は金箔押し

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC / Webcat / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat 1,2,3,4 / Webcat Plus / Googleブック検索 1,2,3

社史紹介

欧米で糖業研究を学んだ相馬半治(そうま・はんじ、1869-1946)は台湾で糖業指導に当たり、渋沢栄一らの協力を得て1906年(明39)台南に明治製糖設立。栄一は発起人、創立委員長、相談役を務める。台湾及び内地に工場を建設、同業他社を次々合併し業容を拡大。
30年史はコンパクトな装丁ながら工場等の写真を多く掲載し、沿革・現況のほか脱税嫌疑を掛けられた1932年(昭7)の明糖事件や、明治製菓明治乳業等の傍系事業にも触れている。
[戦後内地資産で明糖(株)設立、後に明治製糖を経て1996年(平8)大日本製糖と合併、大日本明治製糖となる]

参考リンク

更新履歴

2008.06.11:タイトルの会社名を「明治製糖東京事務所」→「明治製糖」に訂正
2008.12.08:社史紹介に人名のよみと生没年、和暦を追加
2009.11.30:社史紹介中の年号の表記法を変更
2010.05.01:神奈川県立川崎図書館所蔵データへのリンクを修正
*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。