是日、先に栄一の指導の下に創立せる大阪紡績・三重紡績両株式会社合併し、新たに資本金千四百二十五万円を以て東洋紡績株式会社設立せらる。栄一、当会社の相談役となる。大正五・六年の交相談役を辞したるも、引続き営業に関する報告を受く。
出典：『渋沢栄一伝記資料』 3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代 明治四十二年−昭和六年 / 2部 実業・経済 / 3章 商工業 / 1節 綿業 / 3款 東洋紡績株式会社 【第52巻 p.152-161】
・『渋沢栄一伝記資料』第52巻目次詳細
http://www.shibusawa.or.jp/SH/denki/52.html
『渋沢栄一伝記資料』別巻10 p.76には大阪紡績の本社と大阪紡績社長、東洋紡績初代社長を務めた山辺丈夫（やまのべ・たけお、1851-1920）の写真が、p.77には三重紡績の本社、四日市工場、東洋紡績二代目社長を務めた伊藤伝七（いとう・でんしち、1852-1924）の写真が掲載されています。
参考：東洋紡績株式会社
〔写真の中の明治・大正 - 国立国会図書館所蔵写真から - 国立国会図書館〕
http://www.ndl.go.jp/scenery/kansai/data/94/index.html
渋沢栄一 資料リンク - 国立国会図書館
〔渋沢栄一記念財団 / 渋沢栄一〕
http://www.shibusawa.or.jp/eiichi/siryou_link.html#02
