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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
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 明治3年庚午7月10日[西暦:1870年8月6日] (30歳) 大蔵省官吏となる 【『渋沢栄一伝記資料』第2巻掲載】

民部大蔵両省分離す。租税司及び改正掛是より大蔵省に属し、栄一大蔵省官吏となる。

出典:『渋沢栄一伝記資料』 1編 在郷及ビ仕官時代 天保十一年−明治六年 / 2部 亡命及ビ仕官時代 / 4章 民部大蔵両省仕官時代 【第2巻 p.415-418】
・『渋沢栄一伝記資料』第2巻目次詳細
http://www.shibusawa.or.jp/SH/denki/02.html

「改正掛」とは、旧制改革のため調査・立案をする部門として、1869(明治2)年に民部省内に渋沢栄一の提案により新設された部門です。また「租税司」の「司」とは、省の下に位置する明治政府の役職名です。