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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『伊藤忠商事100年』 【伊藤忠商事, 1969】

会社名

伊藤忠商事株式会社

書誌事項

伊藤忠商事100年 / 伊藤忠商事株式会社社史編集室編
 大阪 : 伊藤忠商事, 1969.10
 671p(図共), 図版11枚 ; 29cm
 注記: 英文社名: Itochu Corporation ; 活字・印刷: 大日本印刷 ; 製本・化粧箱: 大日本製本紙工 ; 用紙: 日本紙パルプ商事 ; 伊藤糸店版画原画: 前田藤四郎 ; 版画製版・印刷: 芸艸堂 ; 表紙織物: 川島織物, 日本クロス工業 ; 背皮: 日本レイヨン, 藤倉ゴム ; リボン: 吉田製紐 ; ビニールカバー: 神戸樹脂 ; はり込図2枚 ; カナはカタカナ表記 ; 横組み ; 当社ノ沿革図: 巻頭 ; 年表: p609-651 ; 人名索引・社名索引: p656-667

外部機関の所蔵データほか

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社史紹介

近江の繊維商初代伊藤忠兵衛(いとう・ちゅうべえ、1842-1903)は1858年(安政5)から近江麻布の行商を始め、1872年(明5)大阪に呉服太物商の紅忠(1884年(明17)伊藤本店と改称)、1893年(明26)に綿糸卸商の伊藤糸店を開店、日清戦後の活況期に東京や海外へ進出。2代忠兵衛(1886-1973)は英国留学後経営改革を行い、1918年(大7)伊藤忠商事設立。第二次大戦時に丸紅商店他との合併により三興、大建産業となるが、1949年(昭24)分割により伊藤忠商事が再発足、総合商社として発展する。
100年史の編集には2代忠兵衛が直接関わり、記述には事務能率向上のため社内で使用していた当用漢字・新仮名遣い・カタカナ表記を採用。

参考リンク

更新履歴

2009.12.24:社史紹介中の年号の表記法を変更
*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。