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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
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 Googleブック検索定点観測 第11回 (検索日時:2008.12.31 21:45)

Google Book Search(http://books.google.com)、およびその日本語版である Googleブック検索http://books.google.co.jp) での検索結果(件数)の一覧です。
検索結果は表示方法ごとに掲載しています。(さまざまな表示方法についての詳細
 

検索語すべての書籍限定/全体表示全体表示
渋沢栄一 (books.google.co.jp)1210(↑)229(↑)3(→)
渋沢栄一 (books.google.com)1210(↑)229(↑)3(→)
shibusawa eiichi (books.google.co.jp)1203(↓)517(↑)0(→)
shibusawa eiichi (books.google.com)1562(↓)518(↓)0(→)
eiichi shibusawa (books.google.co.jp)1174(↓)532(↑)0(→)
eiichi shibusawa (books.google.com)1435(↓)531(↑)0(→)
shibusawa ei'ichi (books.google.co.jp)181(↑)13(↓)1(→)
shibusawa ei'ichi (books.google.com)181(↑)44(↓)1(→)
ei'ichi shibusawa (books.google.co.jp)181(↑)13(↓)1(→)
ei'ichi shibusawa (books.google.com)181(↑)44(↓)1(→)

ご存じのようにGoogleは数多くのサービスを提供していますが、その中でも「Google Book Search」の成長は「重要なトレンド」のひとつになっているようです。

上記の記事では、その理由を「新聞記事のアーカイブ検索の拡張が力になったものと思われる」と推測しています。
さらに、2008年12月には「Google Book Search」に「New York Magazine」などの雑誌が加わりました。

このエントリーを執筆している2009年1月4日現在、「Google Book Search」のトップページには「Magazines」の項目が設けられ、新着を示す「New!」の印がつけられています。今後はタイトルやバックナンバーなどの充実が期待されるところです。

なお「Google ブック検索和解契約」で公開されている「Google ブック検索のこれから」を読むと、2008年10月に米出版業界と和解合意が成立した時点で、全文を検索できる書籍が「700万冊以上」となっていたことがわかります。

2009年度からは、慶應大学でのスキャン作業も本格的に開始されるとのことです。書籍デジタル化の世界にとって、2009年はどんな年になるのでしょうか?
参考:Google ブック検索について
http://books.google.co.jp/intl/ja/googlebooks/about.html
*「Googleブック検索」定点観測は毎月第1回目の更新日に掲載する予定です。