是より先、常委員、手形取引所委員及東京商工会々員に選挙さる。是日より明治二十三年八月迄重任す。
出典：『渋沢栄一伝記資料』 2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代 明治六年−四十二年 / 1部 実業・経済 / 1章 金融 / 1節 銀行 / 6款 択善会・東京銀行集会所 【第6巻 p.106-109】
・『渋沢栄一伝記資料』第6巻目次詳細
http://www.shibusawa.or.jp/SH/denki/06.html
東京銀行集会所とは択善会を前身とする銀行業者の業界団体です。手形取引所は加盟銀行が手形を交換するための組織、東京商工会は東京の経済団体でした。
『渋沢栄一伝記資料』第6巻p.106-109には、渋沢栄一が1886（明治19）年から1890（明治23）年まで、東京銀行集会所の常委員と同時に手形取引所委員、東京商工会会員に選挙されたことが「集会録事 従明治十五年第一月」（東京銀行集会所所蔵）から転載されています。
参考：全銀協の概要
〔全国銀行協会〕
http://www.zenginkyo.or.jp/abstract/outline/history/index.html
