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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『三共八十年史』 【三共, 1979】

会社名

三共株式会社

書誌事項

三共八十年史 / 三共株式会社八十年史編集委員会
 東京 : 三共, 1979.12
 xvi, 453p, 図版13枚 ; 27cm
 注記: 別タイトル: 三共80年史 ; 制作: 大日本印刷CDC事業部年史センター ; 印刷: 大日本印刷 ; 非売品 ; 縦組み ; 年表: p423-451

社史紹介

横浜の絹織物商塩原又策(しおばら・またさく、1877-1955)は業績不振の折、1898年(明31)渡米する友人西村庄太郎に新事業の探索を依頼。西村は胃腸消化薬タカヂアスターゼを創製した高峰譲吉を訪ね、委託販売契約を結ぶ。1899年(明32)に塩原、西村、福井源次郎の3名の共同出資による三共商店を設立。三共薬品、三共(資)と社名変更し業容拡大。1913年(大2)株式会社に改組し、社長に高峰譲吉が就任、新薬を次々と開発する。
80年史は創業からの通史で、1960年(昭35)刊の60年史以降の20年を詳述した沿革と、現況・資料からなる。
[高峰は渋沢栄一の信頼を得て援助を受けた。2005年(平17)第一製薬経営統合第一三共となる]

参考リンク

更新履歴

2009.04.27:参考リンクに「[社史紹介(速報版)] 『三共百年史』」追加
2010.01.07:社史紹介中の年号の表記法を変更
*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。