会社名
富士写真フイルム株式会社
書誌事項
創業25年の歩み
東京 : 富士写真フイルム, 1960.01
712p, 図版43枚 ; 29cm
注記: 英文社名: Fuji Photo Film Co., Ltd. (定款) ; 背のタイトル: 創業二十五年の歩み ; 印刷・製本: 大日本印刷 ; 横組み ; 年譜: p687-712
外部機関の所蔵データほか
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社史紹介
1919年（大8）発足の大日本セルロイドでは、セルロイドの新しい需要先として写真フィルム・映画用フィルムの将来性に着目。その国産化を社会的責務であると考え、写真乳剤の研究のため写真用乾板の工業化を進めていた東洋乾板と提携。セルロイドとは製造販売共に異なる知識を要するので別会社を計画、政府の助成金も受け1934年（昭9）富士写真フイルムが誕生する。東洋乾板を統合し、写真フィルムをフィルムベースから一貫製造するとともに、乾板・印画紙の製造も行なう。戦後は不燃性ベースへ転換し、総合写真工業会社として発展する。
25年史は現況・沿革・資料の3編からなり、沿革編では準備時代から創立25周年までを7時代に分け、設備拡張・技術革新・販売活動・労務事業等を記載。各頁掲載の写真はすべて自社のフィルム・印画紙・写真薬品による。
[2006年（平18）富士フイルムホールディングスの事業会社の一つである富士フイルムとなる]
参考リンク
- 沿革・歴史
〔富士フイルム〕
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/aboutus/history/index.html
- 渋沢栄一関連会社社名変遷図 >> 化学工業 B （大日本セルロイド）
〔渋沢栄一記念財団 渋沢栄一〕
http://www.shibusawa.or.jp/eiichi/companyname/029.html
更新履歴
2010.01.07：社史紹介中の年号の表記法を変更
＊このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。
