- 紙幣頭得能良介、兌換制度の手直しを建議
『日本銀行百年史』 >> 社史紹介「に」を別窓で開く
薩摩藩出身の得能良介(とくのう・りょうすけ、1825-1883)は明治維新後新政府に入り、民部大丞兼大蔵大丞、大蔵省紙幣局長を経て1878(明治11)年初代印刷局長となりました(『日本人名大辞典』(講談社, 2001.12)p.1300)。得能は渋沢栄一の仕官時代に栄一の部下として仕事をし、栄一が第一銀行を創立後は監督官庁の官吏として相対しました。
『渋沢栄一伝記資料』の目次には、第3巻と第4巻に得能の名前を見ることができます。