会社名
昭和電工株式会社
書誌事項
昭和電工アルミニウム五十年史 / 昭和軽金属株式会社アルミニウム社史編集事務局編
東京 : 昭和電工, 1984.10
x, 401p, 図版5枚 ; 27cm
注記: 制作: 東洋経済新報社事業出版部 ; 印刷: 東洋経済印刷, 東京印書館 ; 横組み ; 付: 写真1枚 ; 年表: p333-398
- 外部機関の書誌データほか : NDL-OPAC / Webcat / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat / Webcat Plus / Googleブック検索 1,2,3
- 社史・会社に関する各種ID : 『会社史総合目録』一連アイテム番号: 1613 / 『主要企業の系譜図』図番号: 7.1-4 / 『企業名変遷要覧』企業番号: 1618
社史紹介
アルミニウム工業は明治期に日本に到来し各地に製錬事業計画が起こる。東信電気の高瀬川発電建設部長だった森矗昶(もり・のぶてる、1884-1941)は長野県大町でアルミニウム製造研究に出会い、困難な国産化に挑む。1926年(昭1)日本沃度を設立し、設備・技術・原料・資金すべて独自の知恵と力で実験を推進、1934年(昭9)に国産化成功。日本沃度は日本電気工業を経て合併により1939年(昭14)昭和電工となる。戦後も生産規模を拡大するがオイルショックにより事業縮小し、アルミニウム事業を1976年(昭51)昭和軽金属として独立させる。
50年史は昭和電工のみならず日本のアルミニウム産業史の一面もあり、初めてアルミニウムをパリ万博で見た日本人として徳川昭武と渋沢栄一を紹介している。