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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『西部瓦斯株式会社史. [本編・資料編]』 【西部瓦斯, 1982】

会社名

西部瓦斯株式会社

書誌事項

西部瓦斯株式会社史 / 西部瓦斯株式会社史編纂委員会編
 福岡 : 西部瓦斯, 1982.12
 2冊 ; 29cm
 注記: 社名ヨミ: サイブガスカブシキガイシャ ; 協力: 大日本印刷CDC事業部年史センター ; 印刷: 大日本印刷九州事業部 ; [本編]: xii, 807p, 図版12p, 折リ込図1枚 ; [資料編]: 182p, 折リ込図1枚 ; 横組み ; 参考文献: [本編]p807 ; 黎明期年表: [資料編]p144-147 ; 前史・本史年表: [資料編]p148-182

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC / Webcat / 神奈川県立川崎図書館 1,2 / Worldcat 1,2 / NDL Search (β) / Webcat Plus / Googleブック検索 1,2,3

社史紹介

九州最初のガス事業は1902年(明35)長崎瓦斯の創立に始まり、渋沢栄一が発起に関わった門司瓦斯ほか続々とガス会社が誕生する。1913年(大2)実業家松永安左衛門(まつなが・やすざえもん、1875-1971)の提唱で九州・山口地方のガス会社10社が合同し、西部合同瓦斯が発足。大正末期からの不況に際し松永は東邦瓦斯の岡本桜(おかもと・さくら、1878-1935)に救済を要請、1926年(大15)東邦瓦斯に合併する。ガス事業は各地方ごとに独立すべきとの岡本の考えから、1930年(昭5)東邦瓦斯から分離独立し西部瓦斯として新発足する。1943年(昭18)九州瓦斯を合併。
社史は西部瓦斯発足までの約30年間を前史、それ以降の50年を本史とし、別冊資料編付。長崎の原爆被害について本文に写真入りで記載している。

参考リンク

更新履歴

2010.05.13:エントリーのタイトルおよび書誌事項を一部修正、神奈川県立川崎図書館所蔵データへのリンクを修正
2010.09.08:国立国会図書館サーチ(開発版)の検索結果へのリンクを追加
*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。