情報資源センター・ブログ

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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『計測器ひとすじに : 横河電機の50年』 【横河電機製作所, 1965】

会社名

株式会社横河電機製作所

書誌事項

計測器ひとすじに : 横河電機の50年 / 横河電機製作所編纂
 武蔵野 : 横河電機製作所, 1965.09
 332, 66p(図版共), 図版5枚 ; 29cm
 注記: 背のタイトル: 計測器ひとすじに : YEW 横河電機の50年 ; 英文社名: Yokogawa Electric Works, Limited. (巻末p2 定款) ; 制作: 電通 ; 印刷: 大日本印刷 ; 非売品 ; 横組み ; 当社製品年表: 巻末p36-41 ; 年表: 巻末p42-66

社史紹介

1903年(明36)横河工務所を起こした建築家横河民輔(よこがわ・たみすけ、1864-1945)は、建築と関係の深い電気設備に着目。欧州で技術を学んだ甥の横河一郎(よこがわ・いちろう、1885?-1938)と技術者青木晋(あおき・しん、1888?-1938)を中心に1915年(大4)電気計器研究所を設立。翌年横河電機製作所と改称し、第一次大戦の影響で欧州産電力計の輸入が途絶すると、電気計器国産化の旗手として急成長。さらに工業計器、オートメーションの自動制御装置などの開発により工業化の波に乗る。
50年史は序章で創立者横河民輔の人物に触れ、第1-10章では時代を追って沿革をまとめている。
[1983年(昭58)北辰電機製作所と合併し横河北辰電機となり、1986年(昭61)横河電機に社名変更]

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。