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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『Open up : 大いなる未来へ向けて : 三重銀行100年史』 【三重銀行, 1999】

会社名

株式会社三重銀行

書誌事項

Open up : 大いなる未来へ向けて : 三重銀行100年史 / 三重銀行
 四日市 : 三重銀行, 1999.03
 145p ; 31cm
 注記: 制作協力: 大日本印刷, C&I総合企画開発本部 ; 印刷・製本: 大日本印刷 ; 横組み ; 沿革系統図: p140 ; 年表: p141-145 ; 主要参考文献: 巻末

社史紹介

明治中期の四日市は貿易取扱高が中部地方最高のシェアを誇り、周辺には紡績、製糸、鉄工、製油、製紙などの本格的近代工場が稼動していた。第一国立銀行は名古屋よりも早く1884年(明17)四日市に支店を開設。地元有力者のなかから「四日市にも本店銀行を」との待望論が高まり、1895年(明28)に四日市の経済力の象徴として四日市銀行が設立され順調に成長する。頭取の贈収賄事件連座により1932年(昭7)より2年間休業、1939年(昭14)三重銀行と改称し再スタートを切る。
100年史は明治の創業時から平成の新本店完成までの100余年の歩みを目で見る写真史として編集し、三重紡績の創設を援助した渋沢栄一についても掲載。資料編の年表は『三重銀行史』(1987年刊)掲載以降の1986年(昭61)より記述。

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。