情報資源センター・ブログ

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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『社史四十年東洋曹達』 【東洋曹達工業, 1978】

会社名

東洋曹達工業株式会社

書誌事項

社史四十年東洋曹達 / 東洋曹達工業株式会社総務部編
 東京 : 東洋曹達工業, 1978.04
 409p, 図版27枚 ; 27cm
 注記: 英文社名: Toyo Soda Manufacturing Co., Ltd. (p302定款) ; 印刷: 大日本印刷 ; 横組み ; 東洋曹達40年史略年表: p237-251 ; 鉄興社50年史略年表: p389-398 ; 参考文献: p408-409

社史紹介

石鹸・硝子・陶器などの原料として古来利用されてきたソーダ(炭酸ナトリウム)は、18世紀の産業革命以来工業的な大量生産が図られてきた。日本曹達工業の技師長であった岩瀬徳三郎(いわせ・とくさぶろう、1887-1971)は理想的なアンモニアソーダ工場の建設を企図し、共に日本曹達工業を退社した33名の強力な支援のもと1935年(昭10)山口県に東洋曹達工業を設立。ソーダ工業を出発点に総合化学企業へと発展する。
40年史は世界のソーダ工業の歴史から書き起こした沿革編、現況と基礎資料からなる部門編、1975年(昭50)に合併した鉄興社編からなる。
[1987年(昭62)東ソーに社名変更。ウェブサイトで40年史全文をPDFで公開している。]

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。