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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『東邦電力史』 【東邦電力史刊行会, 1962】

会社名

東邦電力株式会社

書誌事項

東邦電力史 / 東邦電力史編纂委員会編
 東京 : 東邦電力史刊行会, 1962.12
 26, 686p ; 27cm
 注記: 製作: 経済往来社 ; 印刷・製本: 大日本印刷 ; 折り込図5枚 ; 横組み ; 表紙背文字・扉題字は2代社長松永安左衛門筆 ; 表紙に型押し(社章) ; 見返しに名古屋と福岡の古地図 ; 年譜: p[601]-622

社史紹介

1887年(明20)創立の名古屋電灯を1921年(大10)吸収合併した関西電気は、1896年(明29)博多電灯として成立した九州電灯鉄道を1922年(大11)合併、東邦電力と改称した。多くの電気・電灯会社を合併し事業を拡大するが、1942年(昭17)電力国家管理により解散。事業は日本発送電、中部配電、関西配電、四国配電、九州配電の各社へ引き継がれた。
本社史では前史に関西水力電気・名古屋電灯・九州電灯鉄道を記述、本史に東邦電力成立から解散までを詳述している。事業統合系譜図として巻末に詳細な会社沿革図を掲載。また年譜も名古屋電灯成立から記載し、渋沢栄一が関わった名古屋電力の成立と合併も載せている。

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。