情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『伊勢丹百年史 : 三代小菅丹治の足跡をたどって』 【伊勢丹, 1990】

会社名

株式会社伊勢丹

書誌事項

伊勢丹百年史 : 三代小菅丹治の足跡をたどって / 伊勢丹広報担当社史編纂事務局編纂
 東京 : 伊勢丹, 1990.03
 xx, 675p, 図版8枚 ; 29cm
 注記: 英文社名: Isetan Company Limited (p542 定款) ; 執筆: 小浜欣哉, 山口宗一郎 ; 監修: 小林薫 ; 制作: 大日本印刷CDC事業部年史センター ; 印刷: 大日本印刷 ; 横組み ; 裏表紙に型押し (ロゴタイプ) ; 付: 正誤表1枚 ; 年表・催事年表: p619-669 ; 参考文献: p670-672

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC / Webcat / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat / Webcat Plus / Googleブックス 1,2,3

社史紹介

相模出身で東京湯島の呉服店に奉公していた初代小菅丹治(こすげ・たんじ、1859-1916)は、1886年(明19)神田に伊勢屋丹治呉服店を創業。創意工夫を重ね「帯の伊勢丹」の評判をかち得、1907年(明40)商号を伊勢丹呉服店に改称。関東大震災で被災するが、呉服店から百貨店化を目指し1930年(昭5)(株)伊勢丹設立。1933年(昭8)には有望な商圏の新宿へ進出する。戦後は駐留軍による接収を経て、近代的百貨店として成長する。
創業からの100年史は戦後のファッションビジネス形成史を主体とし、これを推進した三代小菅丹治(1918-1984)のリーダーシップを軸に写真を多用して記述。資料編には新宿店の増築工事やフロア構成の変遷が掲載されている。
[2008年(平20)三越と共に三越伊勢丹ホールディングスを設立し、その子会社となる]

参考リンク

更新履歴

2009.12.18:参考リンクに企業史料ディレクトリを追加
*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。