情報資源センター・ブログ

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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『三十五年史』 【三井造船, 1953】

会社名

三井造船株式会社

書誌事項

三十五年史 / 三井造船株式会社編
 東京 : 三井造船, 1953.11
 4, 7, 322p, 図版22枚 ; 27cm
 注記: 英文社名: Mitsui Shipbuilding & Engineering Co., Ltd. (p187定款) ; 印刷: 文祥堂 ; 折り込図11枚 ; 非売品 ; 縦組み ; 表紙は布張り ; 見返絵は元三井合名会社社長三井八郎右衛門筆 ; 題字は加藤五一社長筆 ; 年譜: p301-322

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC / Webcat / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat 1,2 / Webcat Plus / Googleブックス 1,2

社史紹介

1889年(明22)に海運業を開始した三井物産は船舶部を設け御用船を供給していた。第一次大戦の勃発とともに船腹がいよいよ不足し、修理工事さえ船主の意に任せない状況になっていた。そこで船舶部長川村貞次郎は造船部の新設を提議、1917年(大6)三井物産造船部が設立され、岡山県宇野湾大字玉に工場を建設する。1937年(昭12)三井物産から分離独立し、(株)玉造船所を設立。1942年(昭17)三井造船と改称。戦後の混乱を越え生産再開する。
三井物産造船部設立からの35年史は、『三井物産株式会社造船部二十年史』(1938年刊)を参考として書き改めたものと、新規蒐集の史料を整理したものからなり、前編が沿革、後編が組織と経理

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。