情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『シオノギ100年』 【塩野義製薬, 1978】

会社名

塩野義製薬株式会社

書誌事項

シオノギ100年
 [大阪] : [塩野義製薬], [1978]
 27p, 図版3枚 ; 28cm
 注記: 表紙裏のタイトル: 1878〜1978 創業100年 ; 横組み ; 表紙は道修町(どしょうまち)本社写真 ; 裏表紙に社章

外部機関の所蔵データほか

Googleブックス 1,2

社史紹介

薬種問屋の三男初代塩野義三郎(しおの・ぎさぶろう、1854-1931)は、1878年(明11)大阪道修町に塩野義三郎商店を開業、和漢薬の販売を開始。西洋医薬の普及に伴い取扱いを洋薬に切り替える。製薬の試製を始め、1909年(明42)塩野義新薬第1号(制酸剤アンタチヂン)を発売、翌年大阪海老江に塩野製薬所を建設。1918年(大7)塩野義三郎商店と塩野製薬所が合併し、(株)塩野義商店を設立。1943年(昭18)塩野義製薬に社名変更し、戦後は近代化を進め海外にも進出する。
100年史は小冊子ながら写真を多用し、創業からの歩みを簡潔な年表の形で再現している。 [物語風に沿革をまとめた『シオノギ百年』(塩野義製薬、1978年、533p)の普及版と考えられる]

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。