情報資源センター・ブログ

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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『片倉工業株式会社三十年誌』 【片倉工業調査課, 1951】

会社名

片倉工業株式会社

書誌事項

片倉工業株式会社三十年誌 / 片倉工業株式会社調査課編
 東京 : 片倉工業調査課, 1951.03
 6, 157, 21p, 図版15枚 : 挿図, 肖像 ; 22cm
 注記: 印刷所: 中央印刷 ; 折り込図10枚 ; 非売品 ; 縦組み ; 生糸商標: Katakura Industry Co., L.T.D. (年表p21) ; 題字は中沢正英社長 ; 装幀は自社製品 ; 年表: 巻末p1-21

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC / Webcat / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat 1,2 / Webcat Plus / Googleブックス 1,2,3

社史紹介

長野で製糸業を営む初代片倉兼太郎(かたくら・かねたろう、1849-1917)は1895年(明28)片倉組を組織し、全国に事業網を展開。1920年(大9)片倉製糸紡績(株)に組織変更し、更に事業を拡大する。戦時中は製糸事業を日本蚕糸製造へ譲渡し航空機製造等へ事業転換、1943年(昭18)片倉工業と社名変更。戦後すぐに事業再転換し、製糸・蚕種・加工部門を再開する。
30年史は『片倉製糸紡績株式会社二十年誌』(1941年刊)の形式を踏襲しその続編として編集、主に1941年(昭16)以降の10年を詳述している。発刊当時完成した自社製自動操糸機を記念して、自社で製織した布を装幀に使用。

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。