会社名
株式会社四国銀行
書誌事項
四国銀行百年史 / 四国銀行百年史編集室編
高知 : 四国銀行, 1980.07
671p, 図版12枚 ; 27cm
注記: 英文社名: The Shikoku Bank Ltd. (p399 定款) ; 制作: 凸版印刷年史センター ; 印刷: 凸版印刷 ; 折り込図1枚 ; 非売品 ; 横組み ; 表紙に行章の型押し ; 見返しは高知市街地図 ; 年表: p627-669
外部機関の所蔵データほか
NDL-OPAC / Webcat / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat / Webcat Plus / Googleブックス 1,2
社史紹介
四国土佐藩は明治に高知県となり、第七、第三十七、第八十の3国立銀行が設立された。1878年(明11)設立の第三十七国立銀行は役員5人中4人が士族で、士族救済を大きな目的の一つとした典型的な国立銀行の姿であった。1896年(明29)高知第三十七国立銀行と改称した後に、丸亀から移った高知第百二十七国立銀行と合併、翌年高知銀行と改称。日露戦後の不況や自由民権運動の煽りで苦境に陥り、経営強化のため1907年(明40)安田家に経営を委託。第七・第八十銀行が合併してできた土佐銀行を1923年(大12)に合併し、四国銀行となる。第二次大戦後は安田家から離れ、地域経済の発展と共に成長する。
100年史は沿革と資料からなり、服務に厳しい士族気質を表す創立当時の誓約書として、金銭を扱う役職員全員が一死をもって自戒の決意を表明した血判書を巻頭に掲載。
参考リンク
*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。