情報資源センター・ブログ

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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 渋沢史料館企画展「渋沢栄一とアルベール・カーン〜日仏実業家交流の軌跡〜」

会期:2010年3月20日(土)〜5月5日(水・祝)
休館日:3/23・29、4/5・12・19・26・30日
会場:渋沢史料館 企画展示室
主催:財団法人渋沢栄一記念財団 渋沢史料館
    フランス・オードセーヌ県立アルベール・カーン博物館
後援:フランス大使館、財団法人日仏会館
<企画趣旨>
本企画展では、パリ郊外ブローニュ=ビヤンクールにあるフランス・オードセーヌ県立アルベール・カーン博物館(http://www.albert-kahn.fr/)とともに、日本の近代経済社会の基礎を築いた渋沢栄一と、フランス人銀行家のアルベール・カーンに焦点をあて、同時代を生きた日仏実業家の交流を紹介します。
渋沢栄一とアルベール・カーンは、1897年、1902年、1908年の計3回の直接的な交流がありました。1897年、1908年はカーンが来日した際に、そして1902年は栄一がパリを訪れた際に、二人は日仏の金融問題などを話し合い、またそれぞれの邸宅に招待をするなど交流を深めました。
カーンはカメラマンを育成・派遣して、日本、アメリカ、ヨーロッパなど60カ国におよぶ人々の生活や、風俗、建物、自然などを写真や映像として記録する「地球映像資料館」計画に力を注ぎました。これらの写真はカラーによるもので、今回ご紹介する最も古い写真は1908年に撮影されたものです。
本企画展では、渋沢栄一とアルベール・カーンの交流を示す資料をご紹介します。そして、アルベール・カーン博物館の所蔵する貴重なコレクションから、二人が生きた時代における「世界」と「日本」の姿をご覧いただきます。

講演会やワークショップなどのイベントも予定されております(要申込)。詳しくはリンク先の特別サイトをご覧下さい。