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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『東京芝浦電気株式会社八十五年史』 【東京芝浦電気, 1963】

会社名

東京芝浦電気株式会社

書誌事項

東京芝浦電気株式会社八十五年史 / 東京芝浦電気株式会社総合企画部社史編纂室編纂
 東京 : 東京芝浦電気, 1963.12
 35, 1024p, 図版60枚 ; 27cm
 注記: 制作: 経済雑誌ダイヤモンド社 ; 印刷: 大日本印刷 ; 製本: 和田製本工業 ; 非売品 ; 横組み ; 年表: p945-995 ; 索引: p997-1022

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC / Webcat / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat 1,2 / Webcat Plus / Googleブックス 1,2,3

社史紹介

発明の天才と言われた初代田中久重(たなか・ひさしげ、1799-1881)は1875年(明8)東京芝に日本初の電信機工場を創設。海軍の注文品を中心として発展し、1893年(明26)芝浦製作所と改称、重電機製造の第一線に立って躍進する。一方1890年(明23)藤岡市助(ふじおか・いちすけ、1857-1918)らが創設した白熱舎は、国産電球の製造を軸としながら発展、1899年(明32)に東京電気となる。軽電の東京電気と重電の芝浦製作所が「日本のGE社」を目指して合併し、1939年(昭14)東京芝浦電気が誕生。以降総合電機メーカーとして発展する。
芝浦製作所創業からの85年史は前身二社の沿革に触れた後、合併後の沿革と技術製品について詳述し、関連会社・資料・年表・索引を付している。巻末に社史編纂の組織と人事を記載。
[1984年(昭59)東芝に社名変更]

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。