情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『明電舎100年史. 沿革・資料編, 技術製品編』 【明電舎, 1998】

会社名

株式会社明電舎

書誌事項

明電舎100年史 / 明電舎社史編纂室編
 東京 : 明電舎, 1998.06
 2冊 ; 29cm
 注記: 英文社名: Meidensha Corporation (沿革・資料編p384 定款) ; 制作協力: 大日本印刷C&I年史センター ; 印刷: 大日本印刷 ; 沿革・資料編: xvi, 521p, 図版9枚, 折り込図2枚 ; 技術製品編: xvi, 574p, 図版10枚 ; 横組み ; 表紙に社標の型押し ; 見返しに明電舎工場俯瞰図(沿革・資料編), 100kVA回転界磁形三相交流発電機の設計図面(技術製品編) ; 年表: 沿革・資料編p[659]-506 ; 索引: 沿革・資料編p508-516, 技術製品編p556-573 ; 主要参考文献: 沿革・資料編p518, 技術製品編p574

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC 1,2 / Webcat / 神奈川県立川崎図書館 1,2 / Worldcat 1,2,3 / Webcat Plus / Googleブックス 1,2

社史紹介

三吉電機工場で電気機械製造を修業した重宗芳水(しげむね・ほうすい、1873-1917)は、1897年(明30)有志と共に明電舎を創設。当初は輸入発電機・電動機などの修理やスイッチ等の製造を行っていたが、変圧器、配電盤、発電機、電動機の製造へと事業を拡大。明治末期に高圧遠距離送電時代を迎えると明電舎モートル(電動機)の需要は一層高まり「モートルの明電」の礎を築く。1966年(昭41)住友グループに入り経営体質の改善を図り、トータルシステムエンジニアリング企業を目指す。
100年史は沿革・資料編と技術製品編からなり、沿革の冒頭に「明電舎100年の歩み」として各時代の製品・工場等の写真を掲載。別冊の技術製品編では分野ごとの技術の変遷を詳述している。

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。