情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『五十年史』 【北海道炭礦汽船, 1939】

会社名

北海道炭礦汽船株式会社

書誌事項

五十年史 / 中山督編
 東京 : 北海道炭礦汽船, 1939.06
 12, 273, 12p, 図版 ; 27cm
 注記: 奥付のタイトル: 北海道炭礦汽船株式会社五十年史 ; 印刷所: 共同印刷 ; 非売品 ; 縦組み ; 裏表紙に社章の型押し ; 見返しは夕張礦24尺炭層面 ; 年譜: 巻末p1-12

社史紹介

薩摩出身の北海道庁理事官堀基(ほり・もとい、1844-1912)は、自由かつ弾力性ある炭礦経営をめざして設立された北有社の事業を受け継ぎ、1889年(明22)北海道炭礦鉄道会社を設立(渋沢栄一は発起人)。石炭資源の開発と鉄道運輸を軸に、自給自足経営のため植林、製材、発電、窯業を手がけ、海運、荷役等の分野に事業を拡張。1906年(明39)鉄道国有化に伴い北海道炭礦汽船と改称し、製鉄、製鋼の重工業にも進出する。
50年史は沿革と事業からなり、日本製鋼所輪西鉱山等の関係事業にも触れる。時局がら軍用資源に関する記事・写真は割愛している。
[1995年(平7)国内炭礦を全て閉山し、現在は石炭の輸入・販売事業等を行っている]

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外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC 1,2 / Webcat 1,2 / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat / Webcat Plus / Googleブックス 1,2

参考リンク

更新履歴

2010.06.21:「本文を読む」にGoogleブックス追加
*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。