情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『内国通運株式会社発達史』 【内国通運, 1918】

会社名

内国通運株式会社

書誌事項

内国通運株式会社発達史 / 内国通運株式会社編
 東京 : 内国通運, 1918.10
 6, 154p, 図版38枚 ; 23cm
 注記: 編輯兼発行者: 西沢善七 ; 印刷: 東京築地活版製造所 ; 折込み地図1枚 ; 非売品 ; 縦組み ; 背に社章の型押し

社史紹介

江戸時代より陸上運輸は飛脚問屋が担っていた。明治政府が飛脚問屋の仕事であった郵便事業を国営化するかわりに、荷物の運送業を飛脚問屋にまかせるという裁断をし、1872年(明5)定飛脚問屋により陸運元会社が設立される。陸運元会社は街道各駅の陸運会社の元締めとなり、陸上運輸の便益を図った。1875年(明8)政策により各駅の陸運会社は解散し、陸運元会社は内国通運会社と改称して全国の陸運輸送を扱う。鉄道貨物や汽船運行業にも進出し、1893年(明26)商法改正で株式会社となる。
当社史は江戸定飛脚問屋時代、陸運元会社時代、内国通運会社時代、内国通運株式会社時代の区分で沿革を記述。
[1928年(昭3)合同により国際通運(株)となる(現・日本通運)]

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC / Webcat / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat / Webcat Plus / Googleブックス 1,2

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。