会社名
高砂熟学工業株式会社
書誌事項
高砂熱学工業70年の歩み / 高砂熱学工業株式会社社史編纂委員会編纂
東京 : 高砂熟学工業, 1994.03
xii, 392p, 図版11枚 ; 29cm
注記: 英文社名: Takasago Thermal Engineering Co., Ltd. (p290定款) ; 制作協力: 大日本印刷CDC事業部年史センター ; 印刷: 大日本印刷 ; 年表: p[365]-390 ; 参考文献・資料: p391
外部機関の所蔵データほか
NDL-OPAC / Webcat / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat 1,2 / Webcat Plus / Googleブックス 1,2
社史紹介
実業家原六郎(はら・ろくろう、1842-1933)養子で大阪出身の原邦造(はら・くにぞう、1883-1958)は、1916年(大5)マッチ原料製造の高砂工業を設立。社名の高砂は謡曲に親しんだ邦造が命名した。暖房放熱機製造の高砂鉄工所を合併した後、暖房工事部を独立させ1923年(大12)高砂煖房工事が誕生。当時は日本の空調業界が輸入機器と外国人技師からの自立を始めた時期であった。冷凍機やヒートポンプを開発し経営基盤を確立。1943年(昭18)高砂熱学工業と改称、戦後は省エネルギーシステムなど新規事業にも進出する。
70年史は本史と資料編からなり、本史第1編は既刊の50年史のダイジェスト。第2-3編で以降20年間の発展を詳述し、1979年(昭54)に起きた株式取得を巡るナミレイ事件にも触れている。
参考リンク
- 沿革
〔会社情報 - 高砂熱学工業株式会社〕
http://www.tte-net.co.jp/corporate/history.html
*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。