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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『横浜正金銀行全史. 第1巻-第6巻』 【東京銀行, 1980-1984】

会社名

横浜正金銀行

書誌事項

横浜正金銀行全史. 第1巻-第6巻 / 東京銀行
 東京 : 東京銀行, 1980-1984
 7冊 ; 27cm
 注記: 制作: 東洋経済新報社 ; 製本・印刷: 大日本印刷 ; 横組み ; 題字は横浜正金銀行原始定款より採取 ; 表紙に型押し(行章か) ; 第1巻: 627p, 図版2枚 ; 第2巻: 457p ; 第3巻: 596p ; 第4巻: 794p ; 第5巻上: 825p ; 第5巻下: 290p ; 第6巻: 635p, 図版19枚

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC 1,2,3,4,5,6 / Webcat 1,2,3,4,5,6,7 / 神奈川県立川崎図書館 1,2,3,4,5,6,7 / Worldcat 1,2,3,4,5,6,7 / Webcat Plus 1,2,3,4,5,6,7 / Googleブックス 1,2,3

社史紹介

横浜正金銀行は貿易に係わる為替金融の商権を外国人の独占から取り戻すため、政府の強力な支援のもと国立銀行条例に準拠する外国為替、貿易金融専門銀行として1880年(明13)神奈川に設立。第一次大戦を経て国際金融取引が飛躍的に伸長し、1930年(昭5)の金解禁に当り国策遂行機関となる。第二次大戦では必然的に臨戦体制の中に組込まれ、戦後はGHQにより閉鎖清算を命ぜられる。正金の国内資産負債の新勘定と整理済旧勘定をもって1946年(昭21)東京銀行が新たに設立され、正金は営業を停止し1964年(昭39)清算事務結了。
当該社史は全6巻7冊からなり、第1巻は諸資料・史料を含む概説、第2-5巻は創立から清算までの沿革、第6巻は年表、年表索引(事項・人名)、調査統計資料、史話。第2巻前半は『横浜正金銀行史』(1920年刊)を書き改めたもの。
[東京銀行は1996年(平8)三菱銀行と合併し東京三菱銀行となる(現・三菱東京UFJ銀行)]

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。