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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『中央信託銀行史 : 1962〜2000』 【中央信託銀行, 2000】

会社名

中央信託銀行株式会社

書誌事項

中央信託銀行史 : 1962〜2000 / 中央信託銀行株式会社社史編纂委員会編
 東京 : 中央信託銀行, 2000.03
 435p, 図版4枚 ; 27cm
 注記: 英文社名: The Chuo Trust and Banking Company, Limited ; 制作: 共同印刷SPC ; 印刷: 共同印刷 ; 横組み ; 年表: p400-435 ; 主要参考文献: 巻末

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC / Webcat / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat 1,2,3 / Webcat Plus 1,2 / Googleブックス 1,2

社史紹介

第二次大戦後政府は経済復興へ向け基幹産業への安定的資金供給を図るため、金融機関の業務分野を調整し長短金融分離を進めた。さらに1952年(昭27)長期信用銀行法制定の一環として銀行業務と信託業務の分離も進めた。東海銀行の信託分離の意向を受けた新信託銀行設立構想の中で、日本興業銀行の働きかけにより日興・山一・大和の3証券会社は公社債投信の受託銀行を企図し、また日本興業銀行と親密な日本証券代行及び第一信託銀行も参画、1962年(昭37)中央信託銀行が設立された。経済グローバル化の中で新しい金融システムに対応し、1998年(平10)には北海道拓殖銀行本州地区営業を譲受。2000年(平12)三井信託銀行と合併し、中央三井信託銀行となる。
合併を機に編纂された社史は、既刊『中央信託銀行30年史』の内容を序章にまとめ、それ以降を本文に詳述。巻末に支店小史も記載。
[2002年(平14)三井トラスト・ホールディングス(株)の完全子会社となる(現・中央三井トラスト・ホールディングス(株))]

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。