情報資源センター・ブログ

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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『共同石油20年史』 【共同石油, 1988】

会社名

共同石油株式会社

書誌事項

共同石油20年史 / 20年史編纂委員会編纂
 東京 : 共同石油, 1988.03
 xvi, 541p, 図版9枚 : 挿図, 肖像 ; 27cm
 注記: 背のタイトル: 共同石油20年史 1965-1985 ; 英文社名: Kyodo Oil Company, Limited (p447 定款) ; 制作: 大日本印刷(株)CDC事業部年史センター ; 印刷: 大日本印刷 ; 横組み ; 表紙に共石マークの型押し ; 年表・主要参考文献: p525-539

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC / Webcat / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat 1,2 / NDL Search (β) / Webcat Plus / Googleブックス 1,2,3

社史紹介

第2次大戦後石油輸入は禁じられていたが、石油の安定供給を図る石油業法が1962年(昭37)公布される。原油輸入自由化が検討され、外資の出資を受けていない民族系石油企業の育成等の石油政策が展開。それに伴い石油共同販売会社設立が図られ、日本鉱業亜細亜石油、東亜石油3社による共販会社として1965年(昭40)共同石油が設立された。3社の規格・配油・特約販売店・LPG販売・銘柄等の集約・統一がなされ、1966年(昭41)には富士石油、1967年(昭42)には鹿島石油が加わる。2回の石油危機を経て1979年(昭54)東亜石油が、1981年(昭56)にはアジア石油が共石グループを離脱。合理化・効率化を進めて体制を整える。
20年史では創立前史として戦後の石油産業と石油政策及び合併3社の沿革を記述。設立後の沿革を6章にわたり詳述、資料編には設立時の協定書や通産省通達文書も掲載。
[1992年(平4)日本鉱業と合併し日鉱共石となる(現・JX日鉱日石エネルギー(株)]

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。