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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『北国銀行四十年小史』 【北国銀行, 1983】

会社名

株式会社北国銀行

書誌事項

北国銀行四十年小史 / 北国銀行総務部行史編纂室編纂
 金沢 : 北国銀行, 1983.12
 191, 151p, 図版9枚 : 挿図, 肖像 ; 22cm
 注記: 英文社名: The Hokkoku Bank, Ltd. (付編p8 定款) ; 製作: 北国出版社 ; 印刷: 北国書籍印刷 ; 横組み ; 表紙に型押し(行章か)付: 正誤表1枚 ; 営業店小史(昭和58年9月末現在111店) (付編p21-83) ; 年表(昭和18年-58年) (付編p111-151)

外部機関の所蔵データほか

Webcat / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat 1,2 / NDL Search (β) / Webcat Plus / Googleブックス 1,2,3

社史紹介

石川県の北前船問屋米谷半平(こめたに・はんべい)が1891年(明24)小松町に米谷銀行(後に加能合同銀行)を設立。一方第一国立銀行金沢支店の業務を引継いで1892年(明25)設立された加州銀行(旧)は、加賀実業銀行と合併し加州銀行(新)となる。また能登地方7銀行の合同により1938年(昭13)能和銀行が設立。加能合同銀行、加州銀行(新)、能和銀行の3行は、戦時経済下の銀行1県1行体制実現の要請を受け合併、1943年(昭18)北国銀行が誕生した。以後敗戦や2度にわたる石油危機を克服し、経済安定成長期に発展する。
コンパクトな体裁の40年史は前身銀行の簡単な沿革の後、合併後の経営の歩みを記述。後半の付編に営業店小史や財務データ等を簡潔にまとめている。

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。