会社名
九州水力電気株式会社
書誌事項
九州水力電気株式会社二十年沿革史 / 九州水力電気株式会社編
福岡 : 九州水力電気, 1933.08
14, 405p, 図版48枚 ; 23cm
注記: 奥付の編輯兼発行者: 九州水力電気株式会社内桜井督三 ; 印刷: 秀巧社印刷 ; 折り込表22枚 ; 非売品 ; 縦組み ; 表紙に型押し(社章か) ; 見返しに送電線の絵 ; 年表: p31-60
外部機関の所蔵データほか
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社史紹介
日露戦争後の産業勃興期に水力発電の必要性が高まり、大分県では東京・福岡・中津の実業家3派が電力会社設立を企図。筑後川水力を利用した発電と電気化学工業品の製造販売を目的に、3派は共同して1911年(明44)九州水力電気を設立。1913(大2)女子畑(おなごはた)発電所が完成、翌年には八幡製鉄所への電力供給を行う。博多電気軌道ほか多くの電気会社を吸収合併し、1921年(大10)には日本窒素肥料(株)カーバイド製造日出工場、翌年には日本電化工業等を買収して電気化学工業へ進出する。
20年史は創業顛末、年表、定款、事業概要、工作物、植林、供給区域明細、計画工作物、関係会社の構成で、巻頭に役員と事業所写真、巻末に役員伝と詳細な図表を付す。
[1942年(昭17)電力国家管理により事業を九州配電へ引継ぐ]
参考リンク
- 渋沢栄一関連会社社名変遷図 >> 電気 D (九州配電)
〔渋沢栄一記念財団 渋沢栄一〕
http://www.shibusawa.or.jp/eiichi/companyname/036.html
*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。