情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『東日七十年史』 【東京日日新聞社, 大阪毎日新聞社, 1941】

書誌事項

東日七十年史 / 東京日日新聞社
 東京 : 東京日日新聞社, 大阪毎日新聞社, 1941.05
 8, 407p, 図版 ; 22cm
 注記: 奥付の編輯兼発行印刷人: 相馬基 ; 印刷所: 東京日日新聞社 ; 印刷: 共同印刷 ; 非売品 ; 縦組み ; 見返しに東京第壱名所銀座通煉瓦石之図 ; 裏表紙に型押し (社章?) ; 折込図: 東日海外通信網図解 ; 東日七十年発展年表: p381-389

外部機関の所蔵データほか

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社史紹介

1872年(明5)東京における最初の日刊新聞として『東京日日新聞』が日報社から発行される。渋沢栄一の紹介で明治政府に加わり、辞職後は新聞記者を目指した福地桜痴(ふくち・おうち、1841-1906)が入社し紙面を改革。官報代用に当たる太政官記事と社説を掲載。福地取材の西南戦争報道や岸田吟香(きしだ・ぎんこう、1833-1905)の活躍で声価を高める。1911年(明44)東京進出を目指した大阪毎日新聞社の傘下にはいり東京日日新聞社となり、題号を継続した『東京日日新聞』を発行。
70年史は創業からの沿革を、新聞記事を交えてわかりやすく記述している。
[1943年(昭18)大阪毎日新聞社毎日新聞社と改称、『大阪毎日新聞』と『東京日日新聞』は『毎日新聞』に統一]

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。