情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『報知七十年』 【報知新聞社, 1941】

会社名

株式会社報知新聞社

書誌事項

報知七十年 / 報知新聞社 [編]
 東京 : 報知新聞社, 1941.06
 166p, 折込図1枚, 図版4枚 ; 22cm
 注記: 奥付の著作兼発行兼印刷者: 青木武雄 ; 非売品 ; 縦組み ; 口絵に「東京名所両国報知社図」 ; 年表: p153-166

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC / Webcat / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat 1,2 / NDL Search (β) / Webcat Plus / Googleブックス 1,2,3

社史紹介

駅逓頭前島密(まえじま・ひそか、1835-1919)は新聞発行を企て、1872年(明5)『郵便報知新聞』創刊(版元太田金右衛門)。翌年新社屋に移り印刷機を据え付け、報知社として日刊で新聞を発行する。1894年(明27)題号を『報知新聞』とする。1923年(大12)には発行部数70万部に達し、関東大震災後には週刊『写真報知』を刊行して震災の惨状を報道。1924年(大13)(株)報知新聞社と改組、工場を増築し震災前の12頁に復旧。
70年史は簡素な作りで「報知七十年」と題する沿革の後に、業績等を11の記事にまとめている。
[1942年(昭17)読売新聞社に合併。1946年(昭21)有志が夕刊紙『新報知』を報知新聞社から刊行、1948年(昭23)『報知新聞』に復旧、翌年再び読売新聞社の傘下にはいり、朝刊のスポーツ紙となる。1991年(平3)題号を『スポーツ報知』とする]

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。