情報資源センター・ブログ

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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『帝蚕倉庫三十五年史』 【帝蚕倉庫, 1964】

会社名

帝蚕倉庫株式会社

書誌事項

帝蚕倉庫三十五年史 / 帝蚕倉庫株式会社編
 横浜 : 帝蚕倉庫, 1964.11
 10, 544p, 図版30p ; 26cm
 注記: 印刷: 電通 ; 折り込図1枚 ; 非売品 ; 縦組み ; 表紙に型押し(社章か) ; 付: 正誤表1枚 ; 年表: p517-527 ; 参考文献: p541-542

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC / Webcat / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat 1,2 / NDL Search (β) / Webcat Plus 1,2 / Googleブックス 1,2,3

社史紹介

大正期の生糸恐慌の救済機関として1920年(大9)設立された帝国蚕糸(株)は、使命を達成し多額の利益をあげ解散。その残余財産活用の一つとして政府により生糸専用倉庫が横浜に建設される。倉庫運営のため蚕糸業者らは協同して1926年(大15)帝国蚕糸倉庫(株)を創立。政府と倉庫賃借契約を結び開業する。第二次大戦後1947年(昭22)帝蚕倉庫と改称、蚕糸業の衰退と共に会社の業態も変化し、横浜の立地を活かした港湾倉庫業としての道を歩む。
35年史は6章までに創立からの沿革を記し、7章が役員と定款、8章が生糸入出庫量等の業務諸表。附録に生糸需給表等を付す。

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。