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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『同和火災50年史. 通史・写真集・資料集』 【同和火災海上保険, 1995】

会社名

同和火災海上保険株式会社

書誌事項

同和火災50年史. 通史・写真集・資料集 / 同和火災海上保険株式会社社史編纂委員会編纂
 大阪 : 同和火災海上保険, 1995.03
 3冊 ; 27cm
 注記: 英文社名: The Dowa Fire and Marine Insurance Company, Limited (資料集p122 定款) ; 制作協力: 大日本印刷CDC事業部年史センター ; 印刷・製本: 大日本印刷 ; 通史: xvi, 336p, 図版8枚 ; 写真集: 128p ; 資料集: iii, 176p ; 横組み ; 表紙は子供遊出初之図 ; 主要参考文献: 通史p332-334, 写真集p127 ; 年表: 資料集p[131]-176

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC / Webcat / 神奈川県立川崎図書館 1,2,3 / Worldcat 1,2,3,4 / NDL Search (β) / Webcat Plus / Googleブックス 1,2,3

社史紹介

明治期に生糸貿易が興隆した横浜では、生糸の保険は外国会社が独占していた。原善三郎(はら・ぜんざぶろう、1827-1899)ら生糸売込商は独自の損保会社設立のため、渋沢栄一の協力で富田鉄之助(とみた・てつのすけ、1835-1916)を社長に1897年(明30)横浜火災保険を設立。経営多角化1906年(明39)から海上保険も兼営し、堅実経営で業績をのばす。1944年(昭19)戦時下の企業統合で共同火災海上保険、神戸海上火災保険、朝日海上火災保険と合併し、同和火災海上保険が誕生。
50年史は前史で前身4社の沿革を概観し、本史で同和火災発足からの50年を詳述。別冊の「写真集」には災害絵図を始めとする同和火災コレクションの写真資料等を掲載、「資料集」には前身4社と同和火災の経営資料および年表を収録している。
[2001年(平13)ニッセイ損害保険(株)と合併しニッセイ同和損害保険(株)(現・あいおいニッセイ同和損害保険(株))となる]

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。