情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『南海鉄道発達史』 【南海鉄道, 1938】

会社名

南海鉄道株式会社

書誌事項

南海鉄道発達史 / 南海鉄道株式会社編
 大阪 : 南海鉄道, 1938.09
 16, 455p, 図版53枚 ; 27cm
 注記: 奥付の編輯兼発行人: 南海鉄道株式会社内小林尚一 ; 印刷: 谷口印刷所 ; 折り込図23枚 ; 非売品 ; 縦組み ; 表紙に羽車マークの型押し ; 装丁はステープルファイバー ; 見返しに住吉大社の絵と和歌

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC / Webcat / Worldcat 1,2 / NDL Search (β) / Webcat Plus 1,2 / Googleブックス 1,2

社史紹介

大阪財界の藤田伝三郎(ふじた・でんざぶろう、1841-1912)らは大阪難波から堺までの鉄道敷設を目的に、1884年(明17)大阪堺間鉄道会社(後に阪堺鉄道)を設立。一方和歌山に1889年(明22)創業の南海鉄道は、阪堺鉄道を1898年(明31)合併。大阪和歌山間や高野山への鉄道網を整備し、バス事業や電気事業にも進出する。
当該社史は沿革、事業の組織、資本及建設費、運輸、線路及停車場、車輛、土地建物経営、電気、という章立てで創立からの歩みと現況を詳述。車輛や沿線等の写真・図表を数多く掲載している。
[1944年(昭19)関西急行鉄道と合併し近畿日本鉄道となる。1947年(昭22)南海電気鉄道に旧南海鉄道の鉄軌道事業を譲渡]

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。