会社名
富国生命保険相互会社
書誌事項
富国生命五十五年史 / 富国生命保険相互会社社史編纂委員会編集
東京 : 富国生命保険, 1981.11
xvi, 513p, 図版4枚 : 挿図, 肖像 ; 27cm
注記: 印刷: 大日本印刷 ; 横組み ; 表紙に型押し (社章か) ; 題字は社長古屋哲男筆 ; 年表: p462-509 ; 参考文献: p511
外部機関の所蔵データほか
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社史紹介
日本では明治初期に徴兵制度が導入され、日清戦争で外国と戦火を交えると、兵士と家族救済のための徴兵保険が考案される。徴兵保険(株)勤務の吉田義輝(1874-1943)は相互組織の会社設立を目指し、郷里の先輩根津嘉一郎(ねづ・かいちろう、1860-1940)の賛同を得て1923年(大12)富国徴兵保険(相)を設立。業績を拡大し1937年(昭12)業界1位の保険契約高を獲得。1945年(昭20)終戦で徴兵制度が廃止されて徴兵保険の存在意義が無くなり富国生命保険(相)と改称、生命保険会社に生まれ変わる。
55年史は第1部徴兵保険時代と第2部生命保険時代からなり、末尾に新本店ビルの詳細を掲載。保険料や配当率の変遷等の詳細資料付。創業50年記念の略史『フコク生命50年の歩み』(1973)あり。
参考リンク
*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。