情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『沖縄電力30年史』 【沖縄電力, 2003】

会社名

沖縄電力株式会社

書誌事項

沖縄電力30年史 / 沖縄電力三十年史編集部会編
 浦添 : 沖縄電力, 2003.03
 467p ; 31cm
 注記: 英文名称: The Okinawa Electric Power Company, Incorporated (p398 定款) ; 奥付・背のタイトル: 沖縄電力三十年史 ; 制作・印刷: 光文堂印刷 ; 横組み ; 付: CD-ROM1枚 (12cm) ; 年表: p[435]-465 ; 主要参考文献: p466 ; 付属CD-ROMの内容: おきでんストーリー. おきでんデータバンク. 沖縄電力30年史PDF. おきでんWebサイト

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC / Webcat / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat 1,2 / NDL Search (β) / Webcat Plus / Googleブックス 1,2,3

社史紹介

沖縄の電気事業は1910年(明43)那覇市に設立の沖縄電気に始まり、大正から昭和にかけ名護電灯、宮古電灯、八重山電気が開業。戦時下配電統制令により1943年(昭18)沖縄の4社も九州配電に統合され、同社の沖縄支店および営業所となる。戦災で電気事業は全て崩壊。戦後沖縄が米軍施政権下に置かれる中、民間の群小電気供給業者が起こる。1954年(昭29)米国民政府は発送電を運営する琉球電力公社を設立、配電は民間が運営する方針をとる。1972年(昭47)本土復帰により、琉球電力公社を継承し発送配電を一体化した特殊法人沖縄電力(株)が設立される。1988年(昭63)民営に移行。
30年史は既刊の15年史を要約した「15年のあらまし」、以降の歩みをまとめた通史と部門史、資料からなる。付属のCD-ROMには30年史全頁PDFと、映像にまとめた沿革等が入っている。

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。