情報資源センター・ブログ

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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『四十年のあゆみ』 【千住金属工業, 1978】

会社名

千住金属工業株式会社

書誌事項

四十年のあゆみ / 千住金属工業株式会社編
 東京 : 千住金属工業, 1978.09
 8, 216p, 図版6枚 ; 22cm
 注記: 制作: 日刊工業新聞社 ; 非売品 ; 縦組み ; 表紙に経営理念「最大となることを望まず最良となることを望む」の型押し ; 参考文献: p152 ; 年譜・佐藤千寿年譜: p194-214

社史紹介

1923年(大12)から錫や鉛の非鉄金属販売を手がけていた佐藤保は、納入先の森永製菓から錫箔製造を勧められる。そこで鈴木合金所、内山鉛板と共同し、錫・鉛製品を生産する(株)千住鉛工場を1938年(昭13)に設立。水道用鉛管や各種ハンダ生産を本格化し、1944年(昭19)千住金属工業と改称。戦後は主力製品ハンダの研究を進めるほか、自動車用軸受やスプリンクラーヘッドなど新製品も開発し経営基盤を固める。
40年史は「経営の理念」「四十年のあゆみ」「明日へのあゆみ」「錫と鉛」「資料」からなり、主要原料の錫と鉛についてはその由来や特性を記載している。

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。