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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『遠州鉄道40年史』 【遠州鉄道, 1983】

会社名

遠州鉄道株式会社

書誌事項

遠州鉄道40年史 / 遠州鉄道社史編纂委員会編
 浜松 : 遠州鉄道, 1983.12
 7, 320, 159p, 図版15枚 ; 27cm
 注記: 制作: 凸版印刷年史センター ; 印刷: 凸版印刷 ; 横組み ; 表紙に型押し (社章か) ; 年表: p124-157 ; 主要参考文献一覧: p158

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC / Webcat / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat 1,2 / NDL Search (β) / Webcat Plus / Googleブックス 1,2,3

社史紹介

1889年(明22)の東海道線開通以来、浜松は近代産業が次々発展していた。甲州財閥の雨宮敬次郎(あめみや・けいじろう、1846-1911)は地元財界人と共に浜松鉄道を発起。他に敷設の7社を合同し1909年(明42)大日本軌道(株)を設立、浜松鉄道はその浜松支社(後の遠州電気鉄道)とした。一方浜名郡引佐郡の有志は1912年(大1)浜松軽便鉄道(後の浜松鉄道)を設立、2年後に開業。第二次大戦下の政策により遠州電気鉄道と県内バス事業者は統合し、1943年(昭18)遠州鉄道が設立。終戦後1947年(昭22)浜松鉄道を合併し、遠州鉄道は地域の民営交通機関として発達する。
40年史は第1部前史に合併以前の鉄道とバス事業のあゆみを記載、第2部に設立以来の沿革を述べる。

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。