会社名
日本郵船株式会社 [Nippon Yusen Kabushiki Kaisha]
Nippon Yusen Kabushiki Kaisha
書誌事項
日本郵船株式会社百年史. [本編]・資料 / 日本経営史研究所編集制作
東京 : 日本郵船, 1988.10
2冊 ; 27cm
Title in romaji: Nihon Yusen Kabushiki Kaisha 100-nenshi
外部機関の所蔵データほか
NDL-OPAC 1,2 / Webcat 1,2 / 神奈川県立川崎図書館 1,2 / Worldcat 1,2,3 / NDL Search (β) / Webcat Plus 1,2,3,4 / Googleブックス 1,2,3,4 / 社史ウィキ
「関東大震災」に関する本文の概要 (p211, 245, 248, 264, 281, 285, 295)
- 第一次大戦で活況を呈した日本経済は1920(大正9)年に反動不況にみまわれ、更に関東大震災、1927(昭和2)年の金融恐慌と相次いだ。
- 第一次大戦後の不況の中、1921(大正10)年から本店機構の縮小がはかられ、関東大震災直後にも一層縮小された。
- 1921(大正10)年創設の横浜属員倶楽部は震災で被災したので、1933(昭和8)年に新館を開設した。
- 1923(大正12)年3月に近海部を独立して近海郵船を開業。震災で東京支店を全焼するが、15隻の船舶は被害なく、罹災者の救護と復興事業に活躍した。
- 同年4月ごろから日本郵船と東洋汽船の合併計画が協議されたが、関東大震災で立ち消えとなった。
- 同年5月に丸の内に竣工した本店ビルの工費は約742万円であったが、関東大震災の被害復旧と改修で更に約185万円かかった。
- 震災で京浜方面の陸上交通が途絶したため、日本郵船は上海航路使用船のほとんどすべてをあげて救援に尽力した。
年表にあらわれた「関東大震災」関連事項
年月日 | 内容 |
---|---|
1923(大正12)年9月 | 関東大震災のため上海航路の日華連絡線神戸・上海線,横浜・上海線一時休止,使用船を京浜・神戸間、品川・清水間,芝浦・阪神間に配船、救援作業に従事 |
1923(大正12)年9月1日 | 関東大震災 |
「社史紹介」へのリンク
- 社史紹介「に」
〔渋沢栄一記念財団 実業史研究情報センター / 社史プロジェクト〕
http://www.shibusawa.or.jp/center/shashi/shasi_na.html#02