海運が盛んになり軍艦及び商船用の綱具の需要が増大したため、渋沢栄一らは船舶用ロープの製造販売を目的に1887年東京製綱会社を設立しました。東京府下大島町の分工場は後に大島製鋼所となり、栄一次男武之助が役員を務めました。また筑豊地方に開業した小倉分工場は後に浅野総一郎へ譲渡し、浅野小倉製鋼所となりました。
- 製綱・製錬業 〔商工業：鉄鋼〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図
＊枠色と「栄」アイコンについて
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渋沢栄一が直接関わった会社 |
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上記の事業を継承あるいは名称が変遷した会社 |
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それ以外の会社 |
- 社名変遷図 ： http://www.shibusawa.or.jp/eiichi/companyname/019.html
- 典拠資料 ： http://www.shibusawa.or.jp/eiichi/companyname/019_auth.html
- 変遷図の見方 ： http://www.shibusawa.or.jp/eiichi/companyname/howto.html
渋沢栄一の関わり
| 渋沢栄一関連会社名（社名使用年） | 栄一の関わり |
|---|---|
| 東京製綱会社 （1887〜1893） | 委員 |
| 東京製綱(株) （1893〜） | 取締役会長。浅野小倉製鋼所との紛議仲裁 |
| 東洋亜鉛煉工所 （1906〜？） | 発起人 |
| 日本中央製錬(株) （1907〜？） | 創立委員長 |
| (株)大島製鋼所 （1917〜1937） | 渋沢同族(株)が株主 |
| (株)浅野小倉製鋼所 （1918〜1936） | 設立に際し東京製鋼との紛議仲裁 |
その後の変遷
- [社名変遷図紹介] その後の変遷 ： 製綱・製錬業 〔商工業：鉄鋼〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図
http://d.hatena.ne.jp/tobira/20130307/1362633264
関連エントリーほか
- [今日の社史年表] 1887（明治20）年4月21日 東京製綱 【『東京製綱株式会社七十年史』（東京製綱, 1957）掲載】
http://d.hatena.ne.jp/tobira/20090421/1240277308 - [今日の社史年表] 1909（明治42）年7月10日 渋沢栄一 【『東京製綱株式会社七十年史』（東京製綱, 1957）掲載】
http://d.hatena.ne.jp/tobira/20080710/1215641686 - [今日の社史年表] 1917（大正6）年5月13日（日） 東京製鋼小倉製鋼所 【『東京製綱百年史』（東京製綱, 1989）掲載】
http://d.hatena.ne.jp/tobira/20100513/1273729513 - 東京製綱(株) （社史紹介「と」）
http://www.shibusawa.or.jp/center/shashi/shasi_ta.html#05 - 住友金属工業(株) （社史紹介「す」）
http://www.shibusawa.or.jp/center/shashi/shasi_sa.html#03 - [社史紹介（速報版）] 『日本曹達70年史』 【日本曹達, 1992】
http://d.hatena.ne.jp/tobira/20080827/1219806137
更新履歴
2013.07.06：「その後の変遷」を追加
