渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』の最新号が刊行されました。
渋沢栄一および財団関連記事は以下の通りです。
- 松鶴図 / 三浦永蘭筆 (渋沢史料館蔵) …… 表紙絵
- 【渋沢栄一のことば】 …… 表紙裏
- 新年山といふ御題にてよめる 栄一
あけわたる年の光の初日影
まづ見えそむる雪の富士の根 (明治三七年)- 『渋沢栄一訓言集』より
○ 総じて世の中の事は、心のままにならぬことが多い。忍耐を専一として撓(たわ)まず、折れず、間断なく進むときは、意志次第に強固になりて、心を擾(みだ)さるるがごときなきに至るものである。
○ 正邪曲直の明瞭なることは、常識を以って判断を下し得るをもって、岐路に迷うことはないが、いかにも道理らしく、詞(ことば)巧みに勧誘せらるると、知らず識らず平生の主義に反する方向に進みて、自己の本心を滅却されることがあるゆえに、人はいかなるばあいにもその頭脳を冷静にし、自己を忘れぬように注意するのが、意志鍛錬の要務である。- 【年頭のご挨拶】 国内外に渋沢栄一の事績を発信 / 渋沢雅英 …… p.2
- 【今月の栄一】 蜂須賀茂韶より、人材紹介の依頼 - 第八十九国立銀行 : ゆかりの場所・徳島 …… p.27
- 年老いても伸びる結晶性知能 / 長谷川和雄 …… p.33-35
- 親日家ポールトニー・ビゲロウと渋沢栄一 (上) / 塩崎智 …… p.39-41
- 渋沢栄一関連会社社名変遷図 〔41〕土木 …… p.42
- 【「せいえんひろば」読者のコーナー】 橘の実がついた …… p.43
- 【「せいえんひろば」財団トピックス】 「論語とそろばん」セミナー・秋 第三回、第四回を開催 …… p.43
- 【渋沢財団 史料館だより】 No.344 開館三〇周年に思う …… p.46-47
- 【史料館の窓】 普通救命講習会のご報告 …… p.48
- 【表紙絵のことば】 松鶴図(明治42年)三浦永蘭筆 (渋沢史料館蔵) …… 裏表紙裏