書誌事項
東京地下鉄道史. 乾・坤 / 東京地下鉄道株式会社編
東京 : 東京地下鉄道, 1934.06
2冊 ; 26cm
注記: Title in romaji: Tokyo Chika Tetsudoshi ; 発売: 実業之日本社 ; 印刷: 日清印刷 ; 乾: 2, 6, 434, 19p, 図版24枚, 縦組み ; 坤: 390p, 図版51枚, 横組み ; \10(乾坤2巻) ; 東京地下鉄道年譜: 乾巻末19p
- 社史・会社に関する各種ID : 『会社史総合目録』一連アイテム番号: 4203, 4204
外部機関の所蔵データほか
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社史紹介
山梨出身の早川徳次(はやかわ・のりつぐ、1881-1942)は早稲田大学卒業後鉄道業を志し、東武鉄道等で修業。欧米の鉄道事情を視察し、東京の市街鉄道整備に地下鉄道が不可欠と考え渋沢栄一の後援を得、1917年東京軽便地下鉄道敷設を申請。1920年東京地下鉄道と改称して会社創立。1924年上野・浅草間の工事に着工し1927年開業する。
1934年新橋・浅草間の路線完成を機に編纂された社史上巻「乾」には、創案時代から開業前後までの経緯を平明に記した沿革と年譜を記載。下巻「坤」では地質調査、工事計画、停車場、軌道、車輛など技術的な項目を10章に分け図表入りで詳細に述べている。
[交通事業調整のため1941年設立の帝都高速度交通営団に営業を譲渡。同営団の全財産は2004年設立の東京地下鉄(株)に継承される]