情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『Leveraging Corporate Assets』掲載

Leveraging Corporate Assets: New Global Directions for Business Archives
 2012年3月16日(金)、公益財団法人渋沢栄一記念財団実業史研究情報センター編『世界のビジネス・アーカイブズ:企業価値の源泉』が発売されました。2011年5月11日(水)に開催した国際シンポジウム「ビジネス・アーカイブズの価値:企業史料活用の新たな潮流」の発表原稿に加え、ビジネス・アーカイブズに関する最近の重要な論稿を収録しています。
 実業史研究情報センターでは、同書の内容を英語圏の人々にも読んでいただけるよう、そしてそれによって世界中にビジネス・アーカイブズをアピールするため、英語版論文集『Leveraging Corporate Assets: New Global Directions for Business Archives』を編集し、2012年4月2日(月)、電子版(PDF)全12章のうち6章を公開いたしました。

掲載中の章

  • 第1章 Henning Morgen – “A Broader Perspective: Supporting Today’s Communication with Historical Facts”
    (ヘニング・モーゲン「より幅広い視野で:歴史的事実に基づく広報活動への支援」)
  • 第3章 Paul C. Lasewicz – “Rooted in the Archives: The Contribution of Corporate Heritage to the IBM Brand Experience”
    (ポール・C・ラーサウィッツ「アーカイブズに根をおろして:IBMブランド形成に寄与する、過去の経験という遺産」)
  • 第4章 Alexander L. Bieri – “The DNA of Corporations: A Key Enabler for Success”
    (アレックス・L・ビエリ「企業のDNA:成功への重要なカギ」)
  • 第6章 Claudia Orlando – “The Ansaldo Foundation: Archives, Training and Culture”
    (クラウディア・オーランド「アンサルド財団:アーカイブズ、トレーニング、そして文化」)
  • 第7章 Becky Haglund Tousey – “Proud Heritage: The Importance of Legacy Stories in Post-Acquisition Integration”
    ベッキー・ハグランド・タウジー「誇りある遺産:買収・統合後の歴史物語の重要性」)
  • 第8章 Francesca Pino – “After the Mergers Wave: Change Management and the Building of the Intesa Sanpaolo Group Archives”
    フランチェスカピノ「合併の波の後:変化への対応とインテーザ・サンパオログループ・アーカイブズの設立」)

 残る6章と全書版も近日中に掲載する予定です。どうぞご期待下さい。