情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 【開催中止】 ケイティー・ローガン氏(元英国ブーツ社アーキビスト、アーカイブズ・コンサルタント)を囲む集い (2012.05.10開催)

【2012.05.07追記】
 2012年5月10日(木)に開催を予定しておりました「ケイティー・ローガン氏を囲む集い」は、ローガン氏の都合により開催中止となりました。お申し込みいただいた皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。詳しくは、下記ページをご覧ください。

* * *

 公益財団法人渋沢栄一記念財団実業史研究情報センターでは、先日刊行された『世界のビジネス・アーカイブズ:企業価値の源泉』に収録されている「アーカイブズを展示することによる商業上の効果」の共著者の一人、ケイティー・ローガン(Katey Logan)氏をお招きして、イギリスの企業アーカイブズの動向と、現在イギリスで進められている「ビジネス・アーカイブズのための全国的戦略」に関するお話を中心にうかがう会合を開催いたします。

◆ケイティー・ローガン氏(元英国ブーツ社アーキビストアーカイブズ・コンサルタント)を囲む集い
◎テーマ:「イギリスのビジネス・アーカイブズ:当事者による企業アーカイブズ案内と、ビジネス・アーカイブズのための全国的戦略開始まで」
日時:2012年5月10日(木) 14:00-15:40を予定 (開場:13:30)
内容:ローガン氏プレゼンテーションと質疑応答
言語:英語(簡単な通訳付き)
参加費:無料
定員:先着40名様まで (要事前申込
会場:財団法人渋沢栄一記念財団 渋沢史料館会議室
住所:東京都北区西ヶ原2-16-1 (Googleマップ
    ・JR京浜東北線王子駅南口下車徒歩5分
    ・営団地下鉄南北線西ヶ原駅下車徒歩9分
    ・都電荒川線飛鳥山停留所下車徒歩4分
主催:財団法人渋沢栄一記念財団 実業史研究情報センター
*申込み方法については、下記「申込方法について」をご覧下さい。

 「ビジネス・アーカイブズのための全国的戦略」は2009年7月にイングランドウェールズ版が、翌年にはスコットランド版も発表されて、現在英国国立公文書館、ビジネス・アーカイブズ・カウンシルなどの関連団体が「全国的戦略」で決定された施策の実施を進めているところです。
 2011年5月に当財団が主催した国際シンポジウム「ビジネス・アーカイブズの価値:企業史料活用の新たな潮流」では英国国立公文書館のアレックス・リッチー氏が「ビジネス・アーカイブズのためのナショナル・ストラテジーイングランドウェールズ」のタイトルで発表を行ってくれました(Ustreamによるビデオ)。(この発表も先の『世界のビジネス・アーカイブズ:企業価値の源泉』に収録されています。)シンポジウムでは、国立公文書館が企業史料の保存や活用に関わる全国的戦略に積極的に関わっている点、公文書館と民間企業の間の連携はいかに可能になったのか、という点に対して、多くの会場参加者から質問が寄せられました。
 ローガン氏は最初の「全国的戦略(ナショナル・ストラテジー)」の草稿執筆を担当。「全国的戦略(ナショナル・ストラテジー)」施策をまとめる仕事に就く以前は、英国の大手薬局チェーンブーツ社アーカイブズを含むいくつかのアーカイブズでアーキビストとして社業に貢献なさいました。現在はコンサルタントとして、北京を拠点に、企業・団体アーカイブズ支援の業務に取り組んでおられます。また現在も英国のビジネス・アーカイブズ・カウンシルの理事として活躍中です。昨年のシンポジウムでは時間の関係もあって十分にリッチー氏からうかがうことができなかった部分を、全国的戦略草稿執筆者のローガン氏にお話をしていただく予定です。みなさまふるってご参加ください。(※簡単な通訳あり)
 なおローガン氏のプレゼンテーションと質疑応答セッション終了後、16時〜18時の予定でローガン氏と日本の専門家による日本のビジネス・アーカイブズの現況と課題をテーマとした非公開の意見交換セッションがあります。使用言語は英語で通訳はありません。ローガン氏プレゼンテーション参加者の方でご希望の場合は、意見交換セッションにオブザーバーとして参加が可能です。

申込方法について

 参加ご希望の方は「icasbl2011tokyo★shibusawa.or.jp」(迷惑メール防止のため半角アットマークを★で記載しています)まで以下の項目を明記の上、メールでお申し込みください。追って詳細をご案内いたします。

  1. ご所属
  2. ご所属肩書等の英語表記
  3. お名前
  4. お名前のローマ字表記
  5. ご連絡先メールアドレス
  6. 非公開セッションへのオブザーバー参加希望の有無