情報資源センター・ブログ

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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『四国地方電気事業史 : 経済社会の発展を通じて』 【四国電力, 1984】

会社名

四国電力株式会社 [Shikoku Denryoku Kabushiki Kaisha]

書誌事項

四国地方電気事業史 : 経済社会の発展を通じて
 高松 : 四国電力, 1984.09
 7, 687p, 図版1枚 ; 27cm
 注記: Title in romaji: Shikoku chiho denki jigyoshi : keizai shakai no hatten o tsujite ; 監修・執筆: 伊丹正博, 高沢貞三 ; 印刷: 関洋紙店印刷所 ; 横組み ; 表紙に型押し(社章か) ; 年表・主要参考文献: p633-687

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC / Webcat / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat 1,2 / NDL Search / Webcat Plus / Googleブックス 1,2

社史紹介

明治以降農林水産業に加え製紙業や製塩業なども発展していた四国には、1895年(明28)徳島県で最初に電灯が灯り、以降4県それぞれに電気事業が普及していった。大正期に徳島県は三重合同電気(のち東邦電力徳島支店)、香川県は四国水力電気、愛媛県伊予鉄道電気、高知県は県営電気と土佐電気、そして新居浜の住友共同電力が電気事業を集中して行うようになる。それらは戦時下の電力国家管理により日本発送電と四国配電に統合される。戦後1951年(昭26)に再編成で四国電力が発足し、経済成長と共に電気事業も発展する。
この電気事業史は研究者の執筆で、まず電気事業の「再編成以降」を置き、その後「再編成以前」という構成。四国電力発足以降の年表と主要参考文献を付している。

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。