- 北米で社史を語る
〔渋沢栄一記念財団 実業史研究情報センター / センターだより〕
http://www.shibusawa.or.jp/center/newsletter/761.html
渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』2012年8月号(761号)に掲載した「センターだより」を、実業史研究情報センターのウェブサイトにも掲載いたしました。(2012.09.07)
今年のアジア学会(AAS)トロント大会で「社史に見る関東大震災」と題する発表を行ったことや、ピッツバーグ大学図書館の社史コレクションを見学したことなどについて報告しています。AASの発表では、このブログに「社史に見る災害と復興」カテゴリーとして掲載したエントリーについても言及しました。
- The Great Kanto Earthquake as Seen in Shashi
〔AAS Annual Conference - Japan Session〕
http://www.asian-studies.org/absts/2012abst/abstract.asp?Session_ID=1237&year=2012&PanelArea_ID=2&area=Japan&Meeting_ID=21
なお、上記ページに掲載されている抄録の日本語版は以下のとおりです。
社史に見る関東大震災
明治以降日本各地の会社が出版した「社史」の中には、会社の沿革や事業だけではなく、災害や戦災などを含む当時の社会情勢に関する記述が数多く見られる。その内容からはそれぞれの会社や日本の社会が降りかかる困難に対峙してどのように対処したか、復興の道筋をどのようにつけたか、そしてそれをどのように記録し次代に伝えようとしたか、といったことを読みとることができる。
2011年3月11日の東日本大震災に際し実業史研究情報センターでは、センター・ブログに「社史に見る災害と復興」というカテゴリーを新設した。そこでは現在構築中の「社史索引データベースプロジェクト」の蓄積データを検索し、「災害と復興」特に「関東大震災」に関する記事を含む社史について紹介している。